【超ネタバレ注意】無知の男が1週間でエンドゲームまで見た軌跡(後編)

「いよいよエンドゲームへ。」

みなさんおはこんばんちわしきどなです。かれこれ3回目、最終回となる今回ではついに、アベンジャーズ/エンドゲームの感想を書いていこうと思います。

めちゃくちゃ遅れてすみませんでした<m(__)m>

©MARVEL

 

なおこの記事は後編です。できれば前編と中編をご覧のうえ、この記事をお読みください↓

 

 

この記事には、過去のMCU作品を含むアベンジャーズ/エンドゲームネタバレが書いてあります。まだ見てない方はここから先は読まないことをおすすめします。

ということで見てきた。

日比谷ミッドタウンにて。

今回は日比谷のTOHOシネマズで見てきました。スクリーン1は結構大きめのシアターだったものの結構席は埋まってました。実は席を取るのも四苦八苦。予約解禁のタイミングがわからず、気づいた時には良い席は埋まってしまっていましたw。一応は真ん中のちょい右くらいの席で見ることができたのでよかったです(さすがに3時間首上げてみるのは辛いし)。カフェオレを買って見ましたがなんとかトイレには行かず済みましたw。

 

ここからは本編について

まずは率直に

個人的な意見ですが、非常に見応えのある映画だったと思います。時間軸と世界線が複雑に交じり合うMCUだからこそできるあのタイムスリップ、そしてヒーローの集合であれだけ感動できる映画なんてないですよきっと。ただ、本当にこの映画は過去を知ってる者勝ちになってますよねw。あれだけ詰め込んで予習しても足らなかったので、インフィニティ・ウォーだけしか見てない人なんてなにもかにもわからなくて発狂するレベルだと思いますw。何を見ておくべきか論争については後に書きますが、逆にあれは極端すぎるファンサービスでもあるわけですよね。10年間の終着点を作ること自体がそもそもすごいのに、積み重ねてきたものをしっかりすくい取るあの手法は常人には考え付かないと思いました。

 

それぞれのシーンについて

以下、人物名だったりヒーロー名で記述していたり、混同しています。ご注意ください。

スタート~サノス撃墜

 

まずはホークアイの世界から。何が起きているのかもわからず家族が砂になっていきました。そして宇宙に取り残されたスタークとネビュラ、スタークが遺録音を残すシーンへ。悲しい雰囲気だなーと思って見ていましたがすぐに急展開、インフィニティ・ウォーの最後にフューリーが出したあの信号の該当者、キャプテン・マーベルが来たではありませんか。宇宙船ごと押せてしまうパワーを見せました。そして生き残りチーム+キャプテン・マーベルは手を組んでサノスから石を奪いに行こうと決意。生き残り組が本人を取り調べるものの、宇宙でガーデニングをしていたサノス氏、石はすべて破壊したと供述。たくさんの生命が消えたことに怒りを抑えきれなかったソーがサノスの首をシュパッっと切ってしまいました。

 

ということで1stシーン。スタークがマスクに語りかけるシーンはとてつもない絶望を感じとりました。諦めと後悔と色々が交じり合ったような口調だった風に思います。そしてあのサノスさん、燃え尽き症候群みたいになってましたね…w。最後があっけなさすぎるのはびっくりしました、完全に置いてけぼりでしたw。

 

5年後、そして世界を元に戻す決意

 

そして時は流れて5年後に(急)。キャップやハルクはセラピー活動(?)に、ロマノフたちは色々なところで安全を守っていました。するとここで急展開、1匹のマウスが世界を救うこととなります。インフィニティ・ウォーには参加しなかったアントマンが量子世界から帰還し車より出現。いったいこの車はどういうものなんでしょうか。アントマンはこの後街を歩くも様子がおかしいことに気づき、アベンジャーズの施設へ行くことに。生き残りチームと話す中でアントマンはこの5年間のことを、量子世界では5時間ぐらいの感覚であったと発言します。このことを軸にタイムスリップ計画を始動させることに。この計画にはスタークの協力が必要不可欠でしたが、田舎で隠居していたスタークは危険を冒してまで家族を失いたくないと拒否します(家族全員が砂にならなかった)。ホークアイは東京でギャング活動をしていて、ロマノフの説得により基地に来ます。ソーも隠居していましたが、ロケットに押され基地に来ます(大太りしてたけど)。仕方なくキャップやハルクたちは研究を進めますが成功には至らず。しかし時を同じくしてスタークはメビウスの輪をもとに閃きます。そしてスタークは基地へ向かい、キャップと対面することに。がっつり握手を交わし盾を返却、シビルウォーで決裂した絆を復活させました。

 

てことで2ndシーン。やっぱりアントマンが鍵を握ってましたw。インフィニティ不参加組が大きな役割を持ってたのはわかりきってましたけど、その繋げ方がやっぱりうまいですよね。あと大事なのはキャップとスタークのあの握手、まず泣けるポイントですよねw。ここで安心と信頼のアベンジャーズ初代メンバーが勢ぞろいしたのは嬉しかったです。

 

タイムスリップ

ここで研究はかなりの進捗を見せます。ホークアイが検体となりタイムスリップに成功します。この成功をきっかけに、過去に戻ってストーンを集め持ち帰り世界を復活させる作戦を実行させることに。1人1往復分のピム粒子しかないので3チームに分かれます。

 

3rdシーンの序章ですね。研究を進めていくうちに絆が深まっていきます。ストーンの時間軸を考えると、こんなにマーベル作品が間をあけず公開されてきた理由がわかりましたね。ほんとにこの脚本考えた人天才だと思います。

 

タイムスリップシーン①:2012年ニューヨーク

ということでアイアンマン、キャップ、アントマン、ハルクは2012年へタイムスリップします。4次元キューブとロキの杖、またこの時期に生きていたドクターストレンジの師匠からタイムストーンを預かりに行くことを目的としています。キャップVSキャップの戦いでなんとか杖はゲット、ハルクも交渉の末タイムストーンを獲得。しかし4次元キューブはアクシデントによりロキに持っていかれてしまいます。

 

2012年のアベンジャーズ無印の世界です。懐かしいなあーって思いながら見てましたが、こんなにも同時進行で色んな事が起こってたんですねw。キャプテン同士の戦いはかなり白熱してましたが、あれスタントマンらしいですね、違和感がなさ過ぎてビックリです。

 

タイムスリップシーン②:2013年アスガルド

ロケット、ソーの二人は2013年へ。リアリティ・ストーンを手に入れるべくやる気のあるロケットですが、5年間もぐーたらな生活を送っていたソーはそんなに気乗りしてはいません。しかし母と会いその気持ちは変わります。手を伸ばすと飛んでくるムジョルニア(ハンマー)、そしてロケットも無事ストーンを獲得し二人は今へ戻ります。

 

2013年アスガルドの世界です。マイティ・ソー系は全く見てないので本当にわかりません。後悔しかないですね・・・。

 

タイムスリップシーン③:2014年惑星モラグ

ウォーマシンとネビュラは惑星モラグへ。2014年ではGotG無印の冒頭シーンが繰り広げられていました。客観で見ている二人はスターロードを瞬殺、無事にパワー・ストーンを手に入れましたが戻る直前にネビュラは頭痛に襲われ装置が起動せず、ストーンを持ったウォーマシンのみが戻りました。ネビュラはサノスに連れ去られ、この時代のネビュラと対面。タイム泥棒のための装置を取られてしまいました。

 

ということで2014年シーンのモラグ組。GotGを予習しておいてよかったです。しかもこの主観と俯瞰の違いを明確に出す笑いの取り方っていうのも面白いですよねw。そして悪役の目覚めのシーン、ドキドキするあの感じがむず痒いです(表現あってるのかしらw)。

 

タイムスリップシーン④:1970年ニュージャージー州

4次元キューブを奪われたキャップとアイアンマンは、未来に戻れなくなるかもしれない覚悟と共に1970年のニュージャージー州へ。SHIELDの施設では4次元キューブの保管と共に、タイムスリップに必要なピム粒子を開発しているハンク・ピム博士が研究をしていました。アイアンマンは4次元キューブを獲得するとともに父ハワード・スタークと会話、キャップはピム粒子の獲得と共に自らの眠っていた間の過去を感じます。過去との別れをした二人は無事役目を果たし未来へと帰ります。

 

そうかその手があったかと感じさせる1970年のシーン。本当にすべてがつながるということがわかる場面ですよね。あとは、タイムスリップの弊害として起こる過去との別れがこれだけ寂しいものだというのは中々感じることはできないものだと思います。

 

タイムスリップシーン⑤:2014年惑星ヴォーミア

サノスがまだソウル・ストーンを取りに来る前の惑星ヴォーミア。ホークアイとロマノフが到着するも、ストーンを持ち帰れるのは一人だけ。どちらも自分が犠牲になろうとしますが壮絶な戦いの上ロマノフが落ちる結果に。ホークアイはその後、ストーンを手にしていました。

 

この二人の壮絶な戦いは感動しました。アベンジャーズ初期メンバーにおいてただの人間でありながらも他のヒーローとは引けを取らず戦ってきた二人が、自らを犠牲にするために戦うというのは心にくるものがありましたね…。ちょっと辛かったです。

 

現在である未来へ、そして決意の指パッチン

全てのチームが基地にタイムスリップして戻ったとき、アベンジャーズは色々なものを得て失いました。ストーンで失った命はストーンでは戻らないという前提条件もあり、前を向いて進むことを決めます。スタークが作ったガントレットに慎重にストーンをはめ込み、強靭な身体を常に持つことに成功したハルクが指パッチンをします。ホークアイの携帯には妻から電話が、更に基地の木には鳥がさえずるようになり、世界の修復は成功しました。

 

とにかく前を向くことを示すシーン。悲しみを乗り越えなければいけない時は必ず来るわけですよね。指パッチンが終わりであり始まりであるこの現象、誰が考えたんでしょうw。

 

VSサノス:本当のアッセンブルへ

偽ネビュラにより過去のサノスが襲来、キャップ・アイアンマン・ソーはサノスとの戦いを始め、偶然ガントレットを見つけたホークアイはそれを手にし追ってからの逃走を始めます。ホークアイは偽ネビュラに騙されガントレットを手渡すものの、真ネビュラと真相を知ったガモーラは偽ネビュラからガントレットを奪い取りホークアイと外に出ます。一方のVSサノスチームは追い詰められていき、ムジョルニアを手にしたキャップも敵わず倒されてしまいます。さらに襲来するチタウリなどの軍、ピンチかと思われたアベンジャーズチームですがキャップに「左から失礼」という連絡が。気づけば複数のリングが開き、砂になっていたすべてのヒーローが集結しました。そこでキャップは立ち上がり、全員の先頭に立ち、「アベンジャーズ、アッセンブル」と声を掛けました。

 

全力のアベンジャーズ、アッセンブルで涙が出ました。わかっていた展開なのに、絶対こうなるってわかっていたのに感動してしまいました。

 

勝利、そして時代の終焉へ

ホークアイから受け取ったガントレットを手に走るスパイダーマン、途中で力尽きてしまうもそこにキャプテンマーベルが登場し女性アベンジャーズの協力もありながらトラックを目指します。しかしアイアンマンの決死の妨害も無駄に、サノスはガントレットを奪い指パッチンをしました。が、何も起きず。ストーンはすべてアイアンマンの腕にはめられていました。「私はアイアンマンだ」という宣言と共に指パッチン。サノス軍は砂になりアベンジャーズは勝利を迎えました。しかし指パッチンの反動は大きく、アイアンマンは息を絶やしました。

 

ガントレットリレー、そして女性アベンジャーズの集結はなんとも感慨深いものがありました。さらにスタークの死のシーン、スパイダーマンは本当に悲しんでるように見えました。世界を戻す反動で…ってスケールの大きすぎる話ですけど、それでもいち人間たちが変えられるんだな…なんて気持ちになりましたw。

 

それぞれの未来へ

トニーの葬儀が行われ、アークリアクターの初期型を浮かべます。そしてキャップは全てのストーンを戻すためにタイムトラベルへ。しかしいつまでたっても帰ってこないキャップは、近くのベンチで老いて座っていました。そして盾をファルコンに渡し、事実上の引退を迎えました。

 

アベンジャーズトップ2の引退は驚きました。でも実質は初期メンバーはほとんどが引退してるんですよね。終わったっていう高揚感と達成感みたいなものを感じた気がします。。。

 

全体を見て

アベンジャーズは行き過ぎたスマブラ

集結っていうだけで涙が出るし、それらが共闘して敵を倒すっていうのは、スマブラの発表の時と同じ感触を持ちました。まあアルティメットアライアンスとか確かに出ますけどw。これだけ個々にファンがいてそれをなお一つの世界観でまとめるっていうのはすごい難しかったんじゃないのかなって思ったりしました。もちろんゲームと映画って違う分野ですけど、クロスオーバーさせたものに感じる感動っていう点では同じなんじゃないかなって思います。

 

タイムトラベルシーンについて

個人的には、タイムトラベル中のシーンをどうやって撮影したのかがすごい気になります。アベンジャーズがロキを追い詰めるシーンを俯瞰で見たりするところとか、それこそGotGの冒頭のシーンもそうですよね。わざわざ再現したのか、それとも過去からその映像は撮っておいて今の映像をグリーンバックで合成したのか、本当に気になります。前者だと莫大な撮影量になってしまうし、後者だとこの結末を最初から作ってたってことになりますよね…w。それとも違う何かがあるのか、いつかその答えが出ると信じたいです。

 

時間の流れと世界線

途中でエンシェント・ワンも言っていましたが、ストーンを持って帰ると違う世界線、いわゆるバースが生まれてしまうことが説明されていました。この考え方ってすごく重要で、 ”もし” あれがあったらとか ”もし” あの時こうしてたらとかっていうのは通用しないと僕は思います。そのifが成立していると、それこそ違う世界線が生まれて今後悔している現象には出会わずに、他の後悔を必ずするんじゃないかなっていう気がします。もちろん過去にタイムスリップなんてしたことないですけどねw。だからストーンを戻すことを重要視するわけであったんだとも思います。ここら辺の考え方は、もっといろんな人の意見を聞いてみたいです。

 

何を見ておくべきか。

もちろん全部見ておくべきですよ?w。でも一応、これは本当に個人的ですが、見ておくと楽しめそうだなっていうものをランク付けで残しておこうと思います。

  1. インフィニティ・ウォー
  2. アベンジャーズ(無印)
  3. GotG(無印)
  4. アイアンマン(無印)
  5. アントマン&ワスプ
  6. シビルウォー

この辺りまで見れればなんとかなると思います。それでもやっぱり多いですけどねw。

 

総括

というわけで、めちゃくちゃ長かったSBU(しきどな・ブログ・ユニバース)も終わりですw。まあ終わりとはいってもこれからもマーベル作品の復習はしたいと思ってます。この歴史的なゴールデンウィークをこうやって過ごせたのは幸せでした。これからのマーベル作品はちゃんとリアルタイムで劇場で見よう!!w。

 

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