「ついに認識される時が来た」
みなさんこんにちは,しきどなです.
TDLのショーベースで新ショーが始まったみたいですね.
もう舞浜に対してあんまり気持ちが向いていない中,ちょっと気になるなというショーです.
ショーの名前が長すぎてあんまり書きたくないけれど,『The D-Groovationz4 Live: Happy! Funky! Groovy! Tour』というショーみたい.
中身をしっかり見たわけではないですが,ざっと流れて来た情報をまとめると,メインボーカル(生歌唱)4人+ミキミニドナグが基本メンバー.
その他にもダンサーが何人かとヴァネロペやベイマックスが登場するというショーみたいです.
生歌唱を基本としたライブ形式のエンタメ.
キャラが歌うようなシーンもあるので,シーケンス(流れ)がしっかりと作られているのかなと感じます.
さて,そこで話題になっているのがライブカメラの遅延問題.
ライブ感を上げるためなのか,今回のショーではライブカメラが導入されています.

ライブカメラによる撮影
つまり,生の映像を撮影してモニターにその場で放映するわけです.
このとき,必ず遅延が発生します.
ほぼとかでなく必ず.
なぜかというと単純,複数の経路&処理を行っているから.
遅延とは何かということを知りたければ,櫻井政博さんのゲーム作るにはで公開された,遅延に関する回を見ていただくのが早いかなと思います.
YouTubeライブやニコ生等を見ていた人にも名残があると思います.
ニコ生でも,実世界から4秒くらい遅れて誕生日を祝っているシーンなど見受けられますよね.
そしてこの記事を読んでいただいたりするとわかるけれど,映像データというのは重めなデータです.
しかも演者の背面にあるモニターに映すとなればより高画質な映像が要求されますから,そりゃデータの容量はどんどん大きくなりますね.
しかも,それを編集処理(この場所にこの映像を当て込むみたいなことを)するので,完成した映像を出力するのにも時間がかかります.
たぶんだけど,
カメラ→ケーブル→PC→編集&出力→ステージモニター
のように接続されているだろうと予測できる.(もっと間に嚙んでいてもおかしくないけど)
なので生の映像が遅延することは仕方のないことだと思っていた方が良いと思います.
もっと高品質なケーブル・機器に変えなよ,と言っている人もいますが,確かに軽減はするかもだけど,遅延が無くなるということはない.
ただ,いかにして違和感を失くすかというのは課題として残ると思います.
これは嵐でも悩まされていたお話.
「untitled」というコンサートの円盤で特典映像としてついてきた嵐による嵐会の中で,松潤も言及しています.
それは,モニターの映像の遅延が,現地だと気にならないのに映像としてみると気になるということ.
ドームやアリーナなどの広い会場では,音声の遅延(音の速度が光に比べて相当遅いため)ということも起きるので,映像をメインで見るような席(主にスタンド)の人たちは,現地では違和感なく見ることができます.
音も組み合わさって,逆にちょうど良いタイミングになっているということですね.
しかしショーベースはそれに比べてはるかに小さい箱です.
音声による遅延が見込めない&演者自体を直で見ることができる距離感である以上,ライブ円盤を見ているような感覚で,映像の遅延に違和感を感じてしまうのかなと思います.
では遅延を失くす方法は無いのかというと,そういうわけではありません.
簡単に言えば,先に映像を録画してしまえばよいのです.
アイナナのVISIBLIVE(3DCGのライブ)のモニターで使われている手法ですね.
その場で撮った映像ではなく,事前収録した際の映像(アイナナの場合は3Dで踊るCGデータ)を用いることで,演者や音とタイミングを合わせて映像を展開することができます.
しかしショーベースでは難しいでしょう.
それは出演者が毎回同じ顔や正確なダンスを揃えることができるのかという話になるわけですよね.
生身の人間である上に,立ち位置の変更や移動も起こるとすると,なかなか難しいなと思うわけです.
ライブ的なパフォーマンス&生歌という挑戦は素晴らしいと思います.
結構ワクワクしている自分もいて.
そして,ライブカメラを導入したい気持ちはわかりますが,なかなか思い切った,コストのかかることを良くやるなとも思っています.
遅延をうまく演出に取り込めたりするとよいのだけれどね.
例えばアンフィで行われていたこれとか.
嵐では君僕のサーカスでも似たようなものが使われていましたね.
コンセプトも作り方も素敵なショーであるから,ぜひ色んな改善を図ってほしいところです.
そもそもまずは,現地に観に行かないとかな.

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